HOME お問い合わせ サイトマップ

種生物学会 - The Society for the Study of Species Biology

Last Updated on 06-10-2017

【連絡】 第42回種生物学シンポジウムのお知らせ(プログラム等)

 第42回種生物学シンポジウムは,2010年12月10日(金)〜12月12日(日)に京都大学にて開催されます。企画シンポジウム・プレシンポジウムのプログラムは下記の通りです。また,ポスター発表,論文投稿講習会,種生物学会2010年度総会,片岡奨励賞・Plant Species Biology論文賞・ポスター賞の授賞式,および京都大学総合博物館特別見学会も行われます。第42回種生物学シンポジウムの参加申込み(ポスター発表の申込みや京都大学総合博物館特別見学会の参加申込みに関する項目を含む)等詳細につきましては,後日,種生物学会ホームページ並びに10月頃発行予定の種生物学会ニュースレター No.41にて種生物学シンポジウム事務局からご案内いたします。

第42回種生物学シンポジウム 実行委員長 田村 実(京都大学大学院理学研究科)
事務局長  篠原 渉(京都大学大学院理学研究科)

第42回種生物学シンポジウム

会期:2010年12月10日(金)~12月12日(日)
会場:
<京都大学吉田キャンパス北部構内>
京都大学理学研究科セミナーハウス
(シンポジウム1,シンポジウム2,プレシンポジウム,論文投稿講習会,種生物学会2010年度総会を開催)
京都大学生活協同組合喫茶「ほくと」
(ポスター発表,ミキサー,懇親会,片岡奨励賞・Plant Species Biology論文賞・ポスター賞の授賞式を開催)

<京都大学吉田キャンパス本部構内>
京都大学総合博物館
(京都大学総合博物館特別見学会を開催)

【12月10日(金)】

12:15~14:00 京都大学総合博物館特別見学会
 案内人:河野昭一(京都大学名誉教授,京都大学総合博物館初代館長)
 (本見学会の参加者のみ12:00〜12:15に京都大学総合博物館1階チケット売り場前にて受付を行います)
14:00 受付開始(於京都大学理学研究科セミナーハウス)
14:30~16:00 論文投稿講習会
16:30~18:30 プレシンポジウム
18:50~20:50 ミキサー


●論文投稿講習会

「英文誌投稿時の心構え-投稿規程を通して」
 大原雅(北海道大・ Plant Species Biology 編集長)
 柏村愛(Wiley-Blackwell・Plant Species Biology 出版社)


●プレシンポジウム: テーマ 「爬虫両生類の生物地理学」

16:30~17:10
 「東南アジア地域の爬虫類の系統地理学:トビトカゲ属とミズトカゲ属の祖先地域推定」
 疋田 努(京都大・院・理・動)

17:10~17:50
 「北フィリピン-南台湾島嶼列の爬虫両生類相:歴史生物地理学的視点からの考察」
 太田英利(兵庫県立大・自然研/人博)

18:00~18:30 総合討論

【12月11日(土)】

09:00~12:00, 14:00-17:30 シンポジウム1
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:00 ポスター発表
17:40~18:40 種生物学会2010年度総会
19:00~21:00 懇親会(片岡奨励賞・Plant Species Biology論文賞・ポスター賞授賞式を含む。)


●シンポジウム1: テーマ 「これからの植物系統分類学が目指すもの」

18世紀の分類学は生物間の類縁に基づいた自然分類を目指し、進化論確立以降の分類学は生物進化の道すじを反映した系統分類を目指してきた。そして今、生物進化の道すじは、DNAを用いた分子系統解析により、ある程度までは簡単にわかる時代に突入した。分子系統解析が全盛期を迎えた今、精度の高い系統樹を獲得した植物系統分類学が、次に目指すものは何か。植物系統分類学の発展の方向性と可能性について、いろいろな切り口から植物進化を調べてきた研究者が、自身の研究成果に基づいて、見解を語る。

09:00~09:10 シンポジウム1の趣旨説明
 田村 実(京都大・院・理・植)

09:10~09:50 (植物形態学の視点1から)
 「アブラナ目の系統と形態進化」
 戸部 博(京都大・院・理・植)

9:50~10:30 (植物形態学の視点2から)
 「花粉管ガイダンスと重複受精から考察する種の形成と維持」
 東山哲也(名古屋大・院・理・生命理学)    

10:40~11:20 (古植物学の視点から)
 「進化古植物学―化石の中に生きている植物の足跡を探し,生きている植物の中に化石の面影を探す」
 山田敏弘(金沢大・理工・自然システム)     

11:20~12:00 (植物発生学の視点から)
 「葉の形の制御メカニズム:モデル生物から多様性への展開」
 塚谷裕一(東京大・院・理・生物)

***
14:00~14:40 (植物進化・生態学の視点から)
 「次世代シークエンサーが拓く「非モデル」植物研究―異質倍数体の複数回起源を例に―」
 清水健太郎(チューリヒ大・植物生物学研究所) 

14:40~15:20 (共進化の視点から)
 「昆虫たちの行動解析から植物形態の機能を探る・虫を操る装置のかたち」
 川窪伸光(岐阜大・応生・生物環境)

15:30~16:10 (植物分類学の視点1から)
 「繁殖干渉の知見が植物系統分類・植物地理にもたらすもの」
 西田佐知子(名古屋大・博物館)    

16:10~16:50 (植物分類学の視点2から)
 「テンナンショウ属の分類から見た分類群の認識」
 邑田 仁(東京大・院・理・植物園)     

17:00~17:30 総合討論



【12月12日(日)】

09:00~11:10, 13:10-16:00 シンポジウム2
11:10~12:10 ポスター発表
12:10~13:10 昼休み


●シンポジウム2: テーマ 「系統地理学は何をする!?~生物地理学的研究から進化研究を目指して~」

系統地理学は、生物の地域集団が持つ遺伝的組成と集団間の類縁関係を明らかにすることから、種内レベルにおける分散や地理的分断を明らかにする生物地理学に大きな貢献をもたらしてきた。そして、系統地理学的研究の意義は、こうした博物学的な知見の記載だけにはとどまらない。とりわけ、ゲノム解読技術が飛躍的に発展している今日、系統地理学が新たな展開を遂げる局面であろう。本シンポジウムでは、昨今の系統地理学が蓄積してきた博物学的な知見に加え、今後の展開のヒントとなる先駆的な研究を紹介することで、系統地理学が幅広い応用をもったアプローチであることを示したいと考えている。

09:00~09:10 シンポジウム2の趣旨説明
 池田啓(東京大・院・理・生物)

09:10~09:50 「全球レベルの系統地理:海に浮かんで地球一周」
 高山浩司(ウィーン大・植物・植物系統進化)・梶田忠(千葉大学・院・理・生物)

09:50~10:30 「系統地理から分かる地史:ニホンザリガニは北日本の生き証人」
 小泉逸郎(北海道大・創成研究機構)・西川潮(新潟大・超域)・川井唯史(北海道稚内水試・調査研究部)・東典子(東京農大・生物資源開発)・増田隆一(北海道大・院・理・生物)

10:30~11:10 「系統地理学と種の起源: 琉球列島におけるモミジハグマ属(キク科)の起源と適応進化プロセス」
 三井裕樹・瀬戸口浩彰(京都大・院・人間環境・相関環境)

***
13:10~13:50 「日本の哺乳類における毛色変異と系統地理」
 布目三夫(名古屋大・院・生命農学・応用生命)・友澤森彦(慶応義塾大・自然科学セ)・佐藤淳(福山大・生命工)・鈴木仁(北海道大・院・地球環境・生態遺伝)

13:50~14:30 「東アジアスケールでのハリギリの系統地理―系統解析とニッチモデリングからのアプローチ―」
 阪口翔太(京都大・院・農・森林)・竹内やよい(総研大・先導科学・生命共生体進化)・山崎理正(京都大・院・農・森林)・櫻井聖悟(京都府大・院・生命環境・森林)・Ying-Xiong Qiu・Yihui Liu・Xin-shuai Qi (浙江大・生命科学院)・Sea-Hyun Kim・Jingyu Han (Korea Forest Research Institute・Forest Resources Development)・井鷺裕司 (京都大・院・農・森林)

14:30~15:10 「ヒトゲノムにおける地域特異的な自然選択の探索と形質関連遺伝子の同定」
 木村亮介(琉球大・超越研究機構)

15:10~16:00 総合討論
 コメンテーター:東広之(京都大・院・人間環境・相関環境)


※講演者や演題は,変更される場合があります。また,会場と受付場所が京都大学吉田キャンパス内で変更される場合もありますが,その場合は,2010年11月頃に種生物学会ホームページにて種生物学シンポジウム事務局からご案内いたします。

種生物学会