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第54回種生物学シンポジウム(つくば)を開催

お知らせ 2023年06月21日

54回種生物学シンポジウム(2022年12月2日~4日)が、ハイブリッド形式(オンサイト&オンライン)により開催されました。オンサイトは3年ぶりです。今年は「多種共存の生態学:植物の多様な共存機構を探る 」が企画されました。参加者が過去最多の258名(オンサイト参加者は82名)となったほか、65件の一般発表(ポスター)が行われました。ここでは学会賞の授賞式の様子をご紹介します。

 片岡奨励賞を受賞された中臺亮介さん

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 Plant Species Biology 論文賞を受賞された荻嶋美帆さん(上)とMarina Neves Delgadoさん(下)

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 種生物学会ポスター賞を受賞された櫻井裕介さん(右から2人目)、高木健太郎さん(左から2人目)、

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杉山瑞さん

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河野昭一ポスター賞を受賞された長田拓之さん(上)と佐々木陽依さん(下)

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今年もポスター発表のレベルが高く、4時間(コアタイム)にわたり活発な議論が行われました。

今年のシンポジウムでは、ポスター発表の他に、寺内良平(京都大学) さんの基調講演「Genetics, Recombination, Disease and Evolution」、 和文誌編集委員会企画シンポジウム「多種共存の生態学:植物の多様な共存機構を探る」が開催され、それぞれ大盛況でした。

さらに、今年のシンポジウムでは、筑波実験植物園ツアーが開催されたことは特筆すべきことでした。とてもよく管理された植物園で丁寧な解説を受けることができました。植物園ツアー.jpg

このような素晴らしいシンポジウムを運営していただいた、奥山雄大さん、柿嶋 聡さん、永濱   藍さんら第54回 種生物学シンポジウム実行委員会 の方々に深く感謝したいと思います。